50種類以上ある専門医は新しい評価制度がスタートする予定です

医師は、一般企業で働くサラリーマンのように「定年」がありません。生涯現役を目指して頑張っている医師もいれば、40歳代前半で開業し、60歳代半ばで後進に道を譲り悠々自適な生活をしている医師もいます。

臨床派は関連病院で勤務を続ける

どんな医師人生を歩むにしても、そのスタートラインに立つのは、医師国家試験に晴れて合格して研修医になったときです。

専門に関係なく全医師に2年間の臨床研修を義務化した臨床研修医制度が2004年に導入され、研修先の病院を自分の意思で選び、面接等の試験を経て研修先が決定されるシステムになりました。

配属1年目の研修では、内科、外科、地域医療の必修科目を学び、2年目からは自身の専門とする診療科目を勉強します。3年目以降の後期研修は、科目によって研修期間が異なります。

日進月歩の医療の世界では、医師として独り立ちができるようになった後も研鑽が求められます。スペシャリストとして専門医を目指す場合は、専門医認定の要件(特定科での臨床年数、症例数、論文、学会参加など)をクリアーするための実績を積む必要があります。

なお、専門医資格は2014年現在で50以上もあり、各学会が定める認定基準にバラつきが大きいこと、数が多すぎることなどの問題が以前から指摘されてきました。認定基準が非常に緩く、合格者を増やすことにより学会の数の力で業界内での発言権を強くしようという狙いがあるのではないかと噂される学会もあるようです。

これらの声を受け、従来の認定基準は厚生労働省が認めた学会が独自で設定していましたが、2017年度からは第三者機関が専門医の認定・更新基準などを決定する新しい評価制度がスタートする予定です。

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